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 中元とは陰暦7月15日のこと。中国の習慣では、陰暦で1月15日が上元、10月15日の下元とともに「三元」と呼び、中元は、善悪を分別し、人間を愛して罪を許す神の誕生日として古くから祝われてきた。
 元来は、仏前に供える品ということで、白米、めん類、菓子、果物、魚などの食品を贈った。現在形が定着したのは明治30年代といわれ、今日では供物というより交際の意が強調され、食品以外の衣料品や什器なども贈答品として使われる。

お盆までに贈るのが原則。お盆が7月に行われる関東から東北にかけては、
6月下旬から7月15日までに届くように送る。月遅れのお盆の地域では、
7月15日から8月15日とする。

1.贈る相手の家族構成、趣味、年齢などを考慮して
2.贈る品物の金額は、相手に精神的な負担をかけないためにも、
  自分の経済力に見合った品物にする。
3.毎年同程度の金額の物を送る。お中元、お歳暮とも1回あたり全国平均5,000円。
4.季節柄、ビール、そうめん、夏向きスリッパ、トロピカルジュースなど
  清涼感豊かな品を選ぶ。

1.商品券・ギフト券 2.ビール 3.ビール券 4.ジュース類 5.洗剤 
6.食用油 7.食品選択型ギフト券 8.めん類 9.フルーツ 10.洋菓子

品物を贈ったら必ず別便で、いつ、どこから、なにを送ったか送り状をだす。
受け取った側はとくにお返しする必要はない。ただ品物が届いたらすぐ礼状をだす。
身内なら電話でもかまわないが、他の人たちへははがきか書状にする。

職場のまわりが送らないのに一人だけ贈るのはおかしいし、逆に一人だけ贈らないのも不自然なので、職場の習慣を尊重する。原則として、特別お世話になった上司や先輩に送る。
 取引先の会社へ贈る場合は、職場全員で分配できるものをおくる。
また、その取引先の製品とライバル関係にあたるようなものは贈らない。

(例文) 酷暑のみぎり、皆様おかわりございませんでしょうか。日ごろより何かとご高配にあずかり、こころよりお礼申し上げます。
 本日〇〇デパートよりお中元として、夏は毎日欠かさないとおしゃっていたビールを、こころばかりですが、感謝の念をこめてお送りいたしました。ご笑納いただけましたら幸いでございます。

珍味・風味・味覚・季節の味・好物・初物・名産・名物・珍重・銘菓・故郷の香り・磯の香り・進呈・謹呈・粗品・ご笑納・お慰みまでに・心ばかりの・ささやかなお礼のしるしに・かわりばえしないものですが・ご厚誼いただきました・感謝のしるしまでに・お中元のしるし

 

 

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